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2004.11.02

「恋」9について

枡野先生と皆さまこんにちは。いつも楽しみに参加させていただいています。
早速ですが、今回選んでいただいた「午前5時」の短歌について、私は「(私を)恋と一緒に葬って(欲しい)」というつもりで作りました。「何を=私を」はわざとではないのですが結果的に曖昧になりました。
やはり言葉足らずだったでしょうか…。読んでくださる方の深読みの方が面白そうな気はします。
いま見てくださっている方(いらっしゃったら)、御意見いただけませんか。よろしくお願いいたします。

それから、私は『もう頬づえをついてもいいですか?』のデザインがいちばん好きです。
やはり本は縦書きなのでしょうか。いつも横書きで見ているので、もし縦書きになったらちょっと感じが変わってくるのかなと思いました。

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Comments

はじめまして。
枡野さんの「かんたん短歌blog」に、最近参加しはじめた響乃といいます。

「わたしたち」には、
一番冷え込む夜明けまぎわに、
なにかにくるみこまれている恋人達、という印象を受けました。
お互いに抱きあっている、というよりは、しがみつきあっているような、
ちょっと不安定な感じ。

そして、「生れたくない」という意思表示の中に、
女性の体内に芽生えているのかもしれない小さな命の存在もあるような、ないような。

全体を通して、時系列がねじれている印象があって、
こころに残る短歌だと思います。

以上、わたしの深読みでした。

Posted by: 響乃 | 2004.11.03 at 23:56

響乃さん、はじめまして。
存じ上げております。毎日ちゃんと歌を詠んでいらして、しかも面白いから気になっています。
コメントいただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。
響乃さんの目をとおして見るわたしの歌。
豊かだ、と思いました。私の思惑よりずっといい気がします。
発想も表現力も豊かになりたいです…。

Posted by: 英田柚有子 | 2004.11.04 at 23:17


あの……恋9の短歌を読んで、
佐野洋子の『100万回生きたねこ』を連想した人、
私だけではないと思うんですが。
当たり前すぎてみんな書かないのかな? 


午前5時恋と一緒に葬って わたしたちもう生まれたくない (英田柚有子)


後半が、「わたしたちもう生まれたくない」だから、
葬るのも「恋とわたしたち」なのかな?と思いました。
そしたらあのー、恋人と心中する短歌になってしまうんですが。


もうひとつ考えました。葬ってほしいのは、
嫉妬心とか。

「嫉妬心と恋」を一緒に葬ってほしい。
「嫉妬心と恋」を擬人化した比喩で、
「わたしたちもう生まれたくない」とあらわしているのかなぁ、とも想像しました。
嫉妬心、にかきらず、恋をして苦しい気持ちを恋と一緒に葬ってほしいと。

これは、すんごい深読み。

私は英田さんの短歌がなにかと気になっていて、
なんでだろう、私と何か、共通点とかがあるのかなぁって、
考えていたんです。
あー、でもそれはちがってた。

ただ単に、英田さんの短歌が、私にとって魅力的だからです。
ただ、それだけのことでした。

Posted by: 丹生谷歩美 | 2004.11.06 at 01:25

こんばんは、はじめまして。
枡野さんが貼ったリンクから覗きに来ました。
自分以外の人の感じ方に触れることは、急に世界、というか視界が広がる感じで面白いと、思います。
人って深いんだなと、、、改めて。

私には英田有柚子さんのこの歌が、短編小説のように心に残っています。

恋と一緒に葬るのは、私は「時間」だと思いました。
「午前5時」という所により「時間」というものの大きな存在を感じたのです。
多分これは恋の終わりの歌で、しかもちょうど終わった所で、悲しみが強すぎて、しあわせだったはずの時間も全て埋めてしまいたい(あるいは燃やして灰にしてしまいたい)、という歌なのだと思いました。
この「時間」が思い出として浮き上がってくるのは、きっとまだまだ後のことだろうから。

響乃さんが書いてらっしゃる、小さな命の存在、私もちらっとかすめました。

丹生谷さんの『100万回生きたねこ』を連想した、というのには驚きました。
そうするとこの歌はしあわせな歌にも思えてきます、、、。

無遠慮に、色々長々と書いてしまいました。
視界が広がる感じにすこし興奮してしまいました。
英田さんの短歌、いつも楽しみにしています。

Posted by: 藤本洋子 | 2004.11.07 at 22:27

丹生谷さんへ。
こんばんは。いつもありがとうございます。うれしいです。
私の歌を読んで共通点があるのかもって感じてくださったってことですが、私も似たようなことを感じていました。
丹生谷さんは私の曖昧な歌をほぼ意図どおりに読んでくださるみたい。
以前のドラえもんのタイムマシンの歌がそうでしたし、この歌も丹生谷さんは深読みだとおっしゃるけど、ほぼそのとおりです。
わたしたち=わたしと恋(にまつわる諸々の感情とか思い出とか)で、失恋か辛い恋かわからないけどとにかくもう嫌だから私も恋も終わりにして、もうこんな気持ちも生まれないように朝方海にでも沈めてください、というようなイメージでした。暗い。
だからきっと、発想の仕方(イメージの仕方?)が似てるんじゃないかなと思っていました。(いやだったらごめんなさい。)
あ、でも『100万回生きたねこ』はびっくりしました。
新たな地平が見えたかんじで新鮮でした。

藤本さんへ。
こんばんは。コメントありがとうございます。
葬りたかったのは恋とわたしなのですが、言葉にするとそうなのですが、私の中の言語化しないもやもやの部分で「時間」というのもたしかにあった気がします。
小さな命の存在は想定外でした。「生まれたくない」からの連想ですよね。今度何かに生かそうと思います。
いろいろな方にコメントをいただいて、ほんとうに、視界が広がる感じなのです。
自分の歌でも、光のあて方で色が変わってくるんだなと思いました。面白かったです。
色々、うれしかったです。ありがとうございました。

Posted by: 英田柚有子 | 2004.11.08 at 00:31

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